真珠の採取や養殖が盛んなことで有名な日本。
ラボグロウンダイヤモンドも真珠の養殖と考え方は同じかもしれませんが、ダイヤモンドを生成するために天然ダイヤモンドが必要とする大地を必要としない点では大きく異なります。
今回は、ラボグロウンダイヤモンドが日本でどのように受け入れられているか、また将来の市場の動きなどについて紹介しています。

 

天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンド

紀元前というかなり大昔からダイヤモンドは人々に愛されてきました。
日本でも「金剛石」という和名をもっていますが、何にも浸されないという頑固としたものを意味する仏教からきた言葉であるといいます。

そもそもダイヤモンドとは?

ダイヤモンドは地下深くのマグマの熱と高い圧力によって生成される物質で、強い力で押し上げられ、地表から苦労して掘り起こされることで人間の手に渡ります。
そして、カットと研磨によって、あの美しい輝きを放ち出すことになります。研磨法や美しい輝きを出すカット方法については昔から研究されてきました。
ダイヤモンドのジュエリーとしての価値は4Cで評価されます。Color(カラー)、Cut(カット)、Carat(カラット)、Clarity(クラリティー)の4つです。
4Cのグレードが上がれば上がるほど、その希少性も高くなるということになります。

ラボグロウンダイヤモンドの始まり

そんなダイヤモンド業界に衝撃が走ったのは、1955年です。
アメリカのジェネラルエレクトロニクス社が、ラボグロウンダイヤモンド生成の成功を世界で初めて発表しました。
ラボグロウンダイヤモンドとは、人間の技術によって生成されたダイヤモンドのことです。
この頃はまだ宝石としては質がかなっていませんでしたが、世界で一番硬いとされるダイヤモンドですから、工業用として重宝されるようになったのです。

ラボグロウンダイヤモンドの今

ラボグロウンダイヤモンドの改良が進んで、今ではジュエリーとしても生成されるようになっています。
見た目にはもちろん、化学的にも、物理的にも、光学的にも、天然ダイヤモンドと同じ構成とされるのがラボグロウンダイヤモンドです。
アメリカでは若い世代を中心にその人気は高まり、2018年には天然ダイヤモンド取り扱い最大手もラボグロウンダイヤモンドの販売に踏み切っています。

 

日本における天然ダイヤモンドの採掘

日本では古くから真珠の養殖が盛んで、パールのネックレスや指輪は冠婚葬祭をはじめ、いつでも身につけられるということから重宝します。
それでもダイヤモンドに魅力を感じるのは日本人も同じで、婚約指輪では真珠よりも人気が高いのがダイヤモンドです。

宝石の王様は日本においてもやはり王様だということです。
しかし、残念なことに日本ではダイヤモンドは採掘されません。

日本で天然ダイヤモンドが採掘されないわけ

日本でダイヤモンドが採掘されない理由はその地層にあるといいます。
ダイヤモンドが採れることで有名な大陸はアフリカやオーストラリアです。
まず、オーストラリアやアフリカは日本よりも地質学的に古いのが特徴です。
10億年を超えるような地層からダイヤモンドは採掘されます。
日本の地層は、せいぜい6億年程度なのです。
次に、大陸が非活動的であることもダイヤモンド発掘の条件に含まれます。
日本列島は活動的であるため、大陸が比較的に温かいことが特徴です。
非活動であると、大陸が冷えているので、地下の深いところで、ダイヤモンドが安定する条件が広がりやすいのではないかという見方です。

日本でも天然ダイヤモンドが発見?

しかし、2007年にこの考えを覆すように、日本でも天然ダイヤモンドが発見されました。
愛媛県での露頭岩石中に含まれていたのです。
0.001ミリメートル程度で商業的に掘り起こす量ではありません。
しかし、これまではダイヤモンドが生成されないと考えられてきた地域でも、100キロ深くにある物質が地表に出てくることがあり得るということを証明しました。
今後の研究によっては、驚きの事実が発見されることがないとは言えません。

 

日本で生成される工業用ラボグロウンダイヤモンド

ラボグロウンダイヤモンドというと、遠い海外での話だと考える人が多いかもしれません。
しかし、実は日本でも住友電子工業株式会社によってラボグロウンダイヤモンドが生成されています。
住友電子工業株式会社がラボグロウンダイヤモンドの研究に着手したのは1970年ごろといいます。
ただし、同じラボグロウンダイヤモンドでも宝石用ではありません。
あくまでも工業用で、開発当時は不純物として窒素が含まれていました。
研究を重ねることで、窒素の除去することで、無色透明な純度の高いラボグロウンダイヤモンドの作成に成功しています。
しかし、単結晶のラボグロウンダイヤモンドでは摩耗しやすかったり、特定方向に割れやすかったりという弱点がありました。
そこで、摩耗しやすく割れやすい問題点を解決すべく、単結晶ラボグロウンダイヤモンドを結合させることに成功したのです。
多結晶になり、より強いラボグロウンダイヤモンドをつくりあげ、大きく工業界に貢献しています。
実際、そのダイヤモンドはナノ多結晶ラボグロウンダイヤモンドとして合同で研究を行っていた愛媛大学と共著で論文発表を行い、反響を呼んでいます。

 

日本で生成される宝石用ラボグロウンダイヤモンド

日本でも工業用のラボグロウンダイヤモンドの生成が行われていることを紹介しましたが、一部では宝石用のラボグロウンダイヤモンドも生成され始めています。
そのラボグロウンダイヤモンドを扱っているのが、当ショップ「Lab Grown Diamond Shop」です。
天然ダイヤモンドよりリーズナブルな価格で、本物のダイヤモンドをご購入いただけます。
豊富な品ぞろえと安心の返品制度で、お客様に合ったダイヤモンドをお届けします。
日本でラボグロウンダイヤモンドを購入する際は、ぜひ当ショップをご利用ください。

 

ラボグロウンダイヤモンド市場の動き

ラボグロウンダイヤモンドはアメリカでは認知度があがってきてはいますが、まだ本物のダイヤモンドであることも知らない人が多くいます。
今後、ラボグロウンダイヤモンドの市場はどのような動きを見せるのでしょうか。
ラボグロウンダイヤモンドの成長に目をつけていた会社は多数あります。
ハリウッド俳優であるレオナルドディカプリオ氏もラボグロウンダイヤモンドを生成する企業に出資をしていますし、実際に市場は大きく成長しています。
今のところダイヤモンド市場のほんの3%程度しかラボグロウンダイヤモンドの市場はありません。
しかし、専門家によると2030年までには10%にまであがると考えられています。
また、これまでは工業用のダイヤモンドが主流であったラボグロウンダイヤモンドですが、2020年までには宝石用のラボグロウンダイヤモンドの市場が産業用のラボグロウンダイヤモンドを大きく上回ると予想されているのです。

 

日本でもラボグロウンダイヤモンドの人気が高まる兆し

日本でも天然ダイヤモンドが採掘されたとニュースになったことがありますが、大陸や地層から考えると、日本で今後も天然ダイヤモンドが採掘される見通しはなさそうです。
しかし、ラボグロウンダイヤモンドについては日本でも生成されています。
これまでは工業用が主流でしたが、これからは当ショップの影響もあり、宝石用のラボグロウンダイヤモンドも出回ることになるでしょう。
アメリカではダイヤモンド取引世界最大手がラボグロウンダイヤモンド専門のブランドを設立したこともあり、世界的に市場が大幅に成長する予想とされています。

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